2007年8月1日水曜日

サンシャインメドウの様子 (2007年7月28日)

車を持っていないため、久々に遠出をしました。と言っても、場所はバンフから車で15分位離れた近場のサンシャイン。冬はスキー&スノボー、夏はハイキングを楽しめる場所です♪ 車がない人でも、バンフのダウンタウンから毎日シャトルバス(黄色いスクールバス!)が出ているので、気軽に足を運ぶことができます。

ここ3週間程バンフは快晴に恵まれていましたが、この日も例外なく快晴。日焼け止めを塗りたくり、サングラス&帽子を身に付け、標高2200m地点からハイキングを開始!向かった先はサンシャインメドウ。3つの湖を周る代表的なトレイルを歩きました。

歩き始めの約10分間は少し急な上り坂で、今年初ハイキングの私はお尻周辺が少し痛くなりましたが、ゆっくり歩けば息は切れません。歩き始めて30分後には、一番手前の湖「ロック・アイル・レイク」を堪能、その30分後には、3つの湖を一度に見渡せる展望台に到着。“展望台”というだけあって、手前500mはその日一番のきつい上り坂でしたが、途中鹿に出くわし、リスもそこら中にいるので、動物達を見ていたら意外に短く感じました。上空には鷲が飛んでいる姿も見えました。

標高2440mに位置する展望台からの眺めは爽快です。うっすら汗をかいた体に冷たい風がとても心地よく、でも長時間じっとしていると肌寒く感じてきました。標高の低い場所では既に咲き終わっていたウェスタン・アネモネが咲いていました。薄い黄色のインディアン・ペイント・ブラシも群生していました。どちらも今まで見た中で一番背丈が低く、花も小ぶりで、この付近の厳しい自然環境を感じずにはいられません。

この展望台付近に大陸分水嶺があります。州境になりますので、片足をアルバータ州、もう片方をブリティッシュ・コロンビア州に置いて写真を撮るなんて、粋?!なことが出来るもハイキングならでは。


展望台を下りたら、奥にある「ラリックス・レイク」へ向かいました。途中、小さな滝や高山植物(赤色やピンク色のインディアン・ペイント・ブラシ、ワイルド・へリオトロープ、ファイヤー・ウィード、アルパイン・フォアゲット・ミー・ノット、アルパイン・アーニカ、トール・パープル・フリーベン、トライアンギュラー・リーブド・ラグウォート、など)が目を楽しませてくれます。湖に到着後、ランチタイム。キンキンに冷えたビールを片手に、真っ青な湖を真正面に眺めながらのハイキングランチは、贅沢そのもの。つい飲みすぎてしまいました。そこが高所だということも忘れて・・・。

いい気分になった後は、最後の湖「グリズリー・レイク」を通り、帰路へ。9:20から歩き始めて14:40に出発地点に戻りました。かなりゆっくり周って、この時間に戻れるお手軽ハイキングはとても人気で、この日だけで200人以上のハイカーが訪れたそうです。


☆舗装されたトレイルを歩きながら、ふと思ったこと・・・昨年ベビーカーを押しながらここを歩いた「じゅりりん」はスゴイ!!


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