2007年11月14日水曜日

ローカル・スペシャル(食事)

観光客が減り、町中が静まり返るこの時期になると、バンフにある一部のレストランでは『ローカル・スペシャル』と呼ばれる、地元住民に対しての期間限定特別メニューを提供し始めます。
『お寿司食べ放題』や『パスタ食べ放題』をはじめ、普段値段が高めで手が届かないレストランでの特別セット料理等々、様々なメニューが勢揃いです。この時期になると、住民の間では「あそこが美味しかった」「このレストランの、このメニューはどうだろうか?」などと、ローカル・スペシャルの話題に花が咲きます。

というわけで、今回は以前から興味があり、周囲の人から勧められた高級感漂うレストラン『Giorgio's(ジョルジオス)』に行ってきました。前菜2種、メイン4種、デザート2種から、それぞれ1種類ずつ選びます。私はサラダ、このレストランの名物料理のロゼリン、チョコレート・ブラウニーをオーダーしました。














このロゼリンという料理は、見た目、キノコ。上部の焦げている部分はチーズ、側面のツルッとしている部分はパスタ。中はラザニア風で、幅の広いパスタがハムとチーズと共に層状に巻かれています。
味は美味しかったのですが、前菜にしてもデザートにしても量の多いこと!!カナダの食事は量が多いことを改めて思い知らされました。

さ~て、今度はどこ行こう? 何食べよう?


スキー&スノボー シーズン到来!

さあ、いよいよやって参りました。カナディアン・ロッキー2007年、スキー&スノボーシーズンの幕開けです♪ ♪ ♪ 
カナディアン・ロッキーは年間を通して空気が乾燥しているため、雪はサラサラ、パフパフのパウダースノ~。(雪だるまなんて作れません!) ここロッキーの雪山で、まるで空中に浮いているかのような感覚を一度味わえば、誰もが病み付きになること間違いナシ!

今年は雪不足でオープン日が延期になりましたが、例年ワールド・カップが開かれる世界的に有名なスキー場『レイク・ルイーズ』が、スキーヤー&スノーボーダーの期待に応え、先日10日にオープンしました。

3連休の初日ということも手伝ってか、この日は大変な混雑ぶりで、スキー場のウェブサイトを覗いてみたところ、ウェブカメラにリフト乗り場手前で長蛇の列を作っている大勢の人々の姿が映し出されていました。あの映像を見た瞬間、「行かなくて良かった」と思いました(苦笑)。実際に行った弊社スノボーガイドに感想を聞いたところ、「滑っている時間よりも待ち時間の方が断然長い。明日は行くかわからない。」と言っていました。スノボーを愛してやまない彼がそう言うからには、相当混雑していたことが容易に想像できます。(結局、翌日も行ったそうですが、笑)

今現在、リフトは1基のみ運転中で、コースも1つしかオープンしていませんが、心配ご無用!!このコースは全長2.5kmあるので、かなり楽しめます。“初級者専用コース”と謳われている割には、短いですが比較的急な斜面も何箇所かあり、体を慣らすには丁度良いコースです。


私も連休明けの昨日、初滑りに行きましたが、大・大・大満足でした。さすがに平日は人が少なかったです(下の写真)。 リフト待ちも1分足らず♪

そして、今週木曜日はいよいよ100%の天然雪が自慢のスキー場『サンシャイン・ビレッジ』がオープンします! 一昼夜にしてバンフに雪が15cm積もった12日、サンシャインでは21cm積もり、オープンに向けて準備万端です。レイクルイーズよりも雪質が良いサンシャインでパフパフのパウダーを楽しめるのも、あともう少しの辛抱です。

パウダー・スノーに興味のある方へ・・・現地スキー場では直接買えない、お得なシャトルバス付リフト券をご用意してお待ちしていま~す♪冬のロッキーを一緒に楽しみましょう!!


2007年11月2日金曜日

ルシアー温泉

ここ1週間ほどで気温がグッと下がり、めっきり冬らしくなったバンフ。(でも暖冬の今年、雪が非常に少ないです。) 温かいモノが恋しくなる季節になりました。

というわけで、先週は久々に遠出して温泉へ行ってきました。行き先はお隣の州、ブリティッシュ・コロンビア州にあるルシアー温泉。ラジウム温泉から車で南方向に50分程行った所にあります。到着手前の約20分間は未舗装道路を走り抜けるので、なかなか人目に付かない場所にありますが、意外や意外、入れ替わり立ち替わり人が集まってきました。

この温泉の最大の魅力は、“風情があってリラックスできる” ことです。
カナダにある温泉は、大概スイミング・プールのあの長方形の箱に湯を溜めているので、ただの温水プールに入っている錯覚に陥り、いまひとつリラックスできないのですが、ここは山の奥を静かに流れる川のすぐ隣に、簡単に作られた湯船?!が設けられており、見るからに癒し系です。自然に限りなく近く、岩で温泉がせき止められている状態なので、底は砂(←少々痛いが、ここは我慢)、囲いの岩の一部は藻だらけで滑って危険!!誰かさんのように、注意していても滑って青あざが出来てしまうので、十分注意しましょう!ちなみに泉質は、正真正銘の硫黄泉♪湯の花が浮いています。周りのカナダ人は「卵の臭いがする」と言ってました。確かに・・・。

湯船?!は浅く作られているので、普通に座ると下半身浴、場所によっては更に浅い場所があるので、そこで寝そべれば全身浸かることができ、周りの木々や川の流れを見ながら更にリラックス。水着着用なので、寝そべって体が露になっても全然恥ずかしくありません。その点では日本の温泉よりもリラックスできましたね。気づけば3時間半も浸かっていました。その間に何人のカナダ人が入れ替わったことか・・・、数え切れません。でも、私と一緒に行ったカナダ人は可哀想に・・・、私と同じ時間浸かっていたので茹ってました、笑。

に出来た長さ10cm、幅3cmの青あざを見る度に、「いい湯だったなぁ~」と思い返している今日この頃です♪