2011年5月31日火曜日

キター!氷河湖の解け具合<モレーン湖・ルイーズ湖・エメラルド湖>

キターッ!!

ということで最近気になる人気の氷河湖、湖の氷がどのくらい解けているかを分かりやすく(言い方変えれば説明不要? わははは・・・)写真でご紹介させていただきます。 

まずは先週道路の除雪作業が終わりやっと行けるようになった



モレーン湖です。






え?湖はどこ?あの写真で見るキレー☆な水の色はどこなのぉぉぉ~、と困惑の声が聞こえてきそうな写真ですね。まーまー、落ち着いてください。




ほら、落ち着いてみてもやっぱり一面真っ白です。と、いうことはまだまだ氷河湖に流れ込むはずの氷河からの融け水が集まってないということなんですねえ(ふふふふ、びっくりしました?)




しかし! 湖の氷がとける兆しもちゃんとありました。写真左側、分かりますか? これから気温が下がらなければ急速に湖に氷河水が流れ込み湖面の凍結もあっという間に消えていくことでしょう。楽しみですね♪





そして次はカナディアンロッキー氷河湖の代名詞とも言える



ルイーズ湖です。




おおおおお~!やっと湖畔から氷がとけだしてきました。まだ湖面全体からいえば半分以上は凍っていますがそれでも波の立たない水面に映る正面のビクトリア山とビクトリア氷河の神秘的な景色、う~ん、みなさんにやっぱり来てみてほしい一瞬です。





そして最後はYOHO国立公園の




エメラルド湖です。




そうそう!これこれ! この湖の色が見たかった!! って言った人いませんか(笑)いますよねー、うほほほ。 実はエメラルド湖は27日に氷が解けたばかり、まだ氷河の融け水と一緒に流れ込む泥などが少ないため何とも言えない湖の美しい色(いやいや、エメラルド色でしょう←自らツッコミ・・)と水の透明度が日ごろの多忙な生活を忘れさせてくれるぐらい癒しを誘ってくれています。




エメラルド湖といえば湖畔の一軒宿、エメラルドレイクロッジもこれまた素敵☆ このアングルから見える森の間の建物がロッジとコテージのある場所だったりします。決して自然の景色を邪魔しないように森にまぎれて建ててあるところはカナダ人なりの心遣い?なのだ、と最後はカナダ人をヨイショしておくか、わははは。

と、最新の湖情報、目からウロコか、百聞は一見にしかずか、これから現地にお越しになるみなさんが見る時はこの写真からどのくらい様子が変わっているのでしょうねー、「お越しやすロッキー♪」なんちゃって。




最後に写真を提供頂いた現地ガイドさんもヨイショ、しておかないと! 中村さん、加藤君、ありがとう~!


6月からロームバスのルートが増えます!



こちらバンフは、先週は雨や雪のお天気でしたが、5月最終日はすっきりとした青空とまだ雪化粧が残るロッキーの山達の景色に加え、新緑色に成長した芝生に黄色く可憐に咲くたんぽぽたちがにぎやかに出迎えてくれるお天気となりました。観光客の皆さんも増え、バンフの街中はとても賑わっていますよ♪

さて、明日から6月ですが、明日よりバンフ内を走るシャトルバス『Roam(ローム)』のルートがもう1本増えることになりました!

今は、町の北のホテル街からサルファーマウンテンのバンフゴンドラまで行くルート①と、トンネルマウンテンからバンフスプリングスホテルまで繋ぐルート②がありますが、新たに町の北のホテル街からサプライズコーナを通り、バンフセンターのエリックハービスシアターまで結ぶルート③?(まだ名前が公表されていません)ができるとのこと。

始発は6:35からで40分毎に運行、運賃も今までと変わらず1回$2(大人)、1日パスは$5という情報は得ることができていますが他詳しい詳細やパンフレットはまだできていないとのことです。

この新しいルートによってバンフセンターへのイベントにも参加しやすくなりますし、サプライズコーナーにも気軽に行くことができそうですね♪

また新しい情報が入りましたら、お知らせします!!




2011年5月20日金曜日

今週のジャスパー・バンフ・湖の様子

こんにちは♪
最近春めいてきてロッキー氷河湖の解氷状況が気になるという方が増えているようです。百聞は一見に如かず、昨日ツアーに出ていたガイドさんが撮ってきた最新画像でご確認ください。
いきなりジャスパーのパトリシア湖です、ジャスパーはバンフより北にあれど標高はバンフより低いので湖の解氷がバンフより早め。 とは言えボートクルーズで有名なマリーン湖はまだがっつり氷が張っていたとのこと、ことしのボートクルーズは6月8日ごろが開始の目途だとか…。

うぁ~い!ガイドさんと一緒にこちらのクロクマ君をまじかで見たお客様の興奮ぶりも紹介したかったですが春先は山のふもとの方が雪が解け餌を見つけやすいのでくまなど普段まじかで見れない野生動物にめぐり合うチャンスありあり。まだたんぽぽも咲いていないのでさてこのクロクマ君は何を食べるのでしょうか?

ジャスパーからバンフに向けて南に走ってきましたがやはり標高が高いのと氷河が水源の氷河湖は水温も低いので解氷にもうちょっとかかりそう?こちらはケフレン山をバックにウォーターファウル(水鳥)湖の様子。

おおお、何度ロッキー観光を案内しても飽きることないガイドさん、撮影意欲を掻き立ててくれる美しい春の景色を見つけてきてくれました。 こちらはボウレイク、や~っと湖畔の一部が開票しだしたそうですがここは氷河から吹き下ろしの風が吹き抜ける場所でもありまだまだ完全解氷までには時間がかかりそうです。

おなじみレイクルイーズ。正面のビクトリア山にのるビクトリア氷河もきれいです☆(どこが氷河?と見分けられないのがフツーかも。気になる方こそカナダへおいでませ~。ガイドがしっかりご案内しますよ) こちらもようやく湖から小川に続く湖畔の一部が解氷してきたようです。これからの天候次第で急速に解氷へ向かいますから楽しみです♪


標高約1400mに位置するカナディアンロッキー観光の拠点、バンフの街もようやく日中の気温が15度近くまで上がるようになってきました。街の雪もとけました。 長かったスキーシーズンもようやく終わりこれからは観光シーズンです!


カナディアンロッキーで癒しのひととき、現地スタッフ一同皆様のお越しをおまちしています☆


2011年5月18日水曜日

5月のカナディアンロッキー③ ミネワンカレイク



今年の冬は雪が多く、長かったこともあり、ミネワンカ湖の氷がなかなか解けませんね。

クルーズ船は5/13オープンの予定でしたが、1週間、もう1週間と遅れて5/27の予定となりました。

さてあと10日ほどで、解けるのでしょうか??

こんな姿を見れるのもカナディアンロッキーならではですね♪


2011年5月17日火曜日

5月のカナディアンロッキー② 野生の動物たち

5月も中旬となり、こちらバンフも昼間は15℃を超える日も多く、暑がりのカナディアンたちは半そでやノースリーブで歩いたり、サンサンと太陽を浴びながらパティオで食事を楽しんだりする姿も見られるようになってきました。

それと同時に、バンフ内ではたくさんの野生動物たちが姿を見せるようになってきましたよ!!

まずは、街中やハイキング途中でも見ることが多い、グランドスクワレル、地リスです。



冬眠から覚めて4月中旬以降に繁殖期となり、約1ヶ月後にはめすは4~6匹の子供を産むそうです。

彼らは頬袋を持っていて、種等食料をたくさん頬袋に入れて自分の巣まで運びます。とても人懐っこく、人にすぐ寄ってきて、えさを頂戴と言わんとばかりにかわいい表情を見せますが、決してあげないでくださいね!糖分や塩分、保存料がたくさん入っている人間たちのえさは、リスたちは喜んで食べてしまいますが、秋や冬にそれらがリスにとって毒となってしまい、冬眠中に死んでしまうリスも出てきてしまいます。* 

さて、お次は、



ビックホーンシープ、日本名でオオツノヒツジです。 この日はオスには出会えませんでしたが、メスの群れと出会うことができました。

羊の角は毎年成長し、毎年落ちることがありません。頭蓋骨に角のような突起の骨が出ていて、その角の骨のまわりに爪のような組織が巻いていて、人間の爪のようにどんどんと伸びていくんですよ。ですからオスの角は根元が太く耳のまわりでぐるっと巻いているのが特徴です。メスは角が小さく、オスのように巻きません。

ビックホーンシープは、カナディアンロッキー観光中、ミネワンカ湖畔などよく出会いますよ!

そして、これは、私の家の中から撮影したものです(笑)



ミュールディアです。『ミュール』とは「ラバ(オスロバとメス馬との子」のことで、15~20cmにもなる長い耳がちょうどラバの耳に似ていることからその名前がついたといわれています*。ディアとは鹿ですね!

とっても目がぱっちりとしていてかわいらしい!



暖かくなると、バンフの町中、民家の庭に来ては草を食べ歩いています。

上の写真、よく見ると耳の上に角があるのが分かりますか??鹿はオスのみに角があります。そして毎年2月頃に前年の角(アントラーと呼ばれています。鹿島アントラーズのアントラーズは2本(以上)の角って意味だったのですね!)が落ち、4月ごろから新しい角が生えてきます。春先は角の根元と先端部とほとんど同じ太さになっていて、表面は細かな毛のようなベルべット様の袋角で覆われています*。

そして、お次は



エルク、もしくはワピチと呼ばれる、シカ類の中でも大きな体格を持つ鹿です。体長はオスで230cmほど、体重も300KG。特徴的なのは大きな角(アントラー)で、先ほどミュールディアで御案内したとおり、毎年2月頃に前年の角が落ち、4月から新しい角が生えてきます。そしてベルベット上の袋角も見られるのですが、7月頃になると角を木々の三城などにこすりつけて、ベルベッドをつの本体から剥がし、更に角の先端部分を尖らせて秋の繁殖期を迎えます。その頃には角の長さが150cmにも成長しているのですよ*!

こちらも暖かくなると、カナディアンロッキー観光中、バンフ市内にて見ることができます。秋にも見かけますが、その時は本当に大きな角をかざし悠々と歩いています。

今は、新しい角が生えている最中で、



まだ角は小さいですが、体格は大きいので、いつ見ても写真を撮ってしまいますよ!

さて、最後になかなか写真が撮れない動物、



コヨーテ、犬科の動物でオオカミの近縁です。ちょっと画像は悪いですが、拡大してみますね!



一見見ると、犬のように見えますが、肉食性で、オオカミより体系が少し小さめといった感じでしょうか。オオカミよりも耳が大きく形も狐のよう、鼻まわりもオオカミは犬に近い形ですが、コヨーテは狐に近い格好です。オオカミはグループで行動しますが、コヨーテは単独行動がほとんどです*。

よくバンフから隣町のキャンモアへ高速道路でドライブしている最中に両脇の草の中を一頭だけ走っているのを見かけることがあります。たとえ近くで見つけたとしても、大変臆病な性格なのですぐ逃げ走ってしまいます。

今回はかなり距離も離れていたのもあるせいか、しばらく並走してくれましたが、やはりすぐにどこかへ消えていきました。

さてさて、今回紹介した中で『*』のついた文章は『日本人ガイドが書いたカナディアンロッキー 野生動物と鳥:唐鎌英夫著』 を参考にさせていただきました。

ただ今、メープルファンツアーズでは、同じく唐鎌英夫さんが書かれた『日本人ガイドが書いたカナディアンロッキー ガイドブック&写真集』を購入の皆様に、こちらの『野生動物と鳥』の本をお付けいたします♪

おまけとは思えないほど、価値のある本ですよ♪ぜひ、カナディアンロッキーにお越しの際はこちらの本を見ながら散策してみてはいかがでしょう!?


2011年5月5日木曜日

5月のカナディアンロッキー① コロンビア大氷原観光

5月に入り、雪も解けだしていたバンフ。カラッと晴れる日も多くなってきました!

今日は5月1日にコロンビア大氷原の観光を担当したガイドさんからお写真を提供してもらったのでご紹介します。


こちらはメインのコロンビア大氷原。アイスフィールドセンターから撮った写真です。まだ雪が多くて氷河なのか雪なのかここからではハッキリしませんが、真っ白で広大な氷河と真っ青な青空との調和がとても素敵です♪ 雪上車に乗って観光する場所は、この写真のちょうど真ん中、平らになっているあたりです。雪上車が見えないほど、とっても遠くまで観光しに行くのがお分かりでしょうか?

さて、お次は、

ボウレイクです。 まだ、氷は厚く、真っ白な湖となっています。地元の人たちは、いつ融けるのか予想しあうんだそうです。今年はいつ頃になるのでしょうかね!

そして、もう一つのメインの湖、


レイクルイーズ!! 少しず~つ手前の氷が薄くなってきているようですね!例年では5月下旬から6月上旬に解氷するようですが、レイクルイーズは年中綺麗な景色を私たちに見せてくれていますよ!


カナディアンロッキーに来たら絶対押さえておかなければいけない観光ポイント満載の終日コロンビア大氷原観光、是非ご参加ください♪♪