2008年4月29日火曜日

ボウ川トレイル

初ブログのみかんです。ここ何週間か寒ーいバンフでしたが、先週末は久しぶりのぽかぽか陽気。ということで、バンフの街から気軽に行けるトレイルへ行ってきました。



セントラルパークから、ほぼ雪もとけ大分歩きやすくなったボー川沿いを、散歩中のわんこやノースリーブ!でジョギングするカナディアンとすれ違いながら、トコトコ歩きます。



賑やかな鳥の鳴き声が聞こえカメラを向けましたが、姿を捉えることが出来たのはたった一羽でした。くー





危険!という看板発見。ただの脅しかと思いきや、1mほどの道幅でちょっと足を踏み外したらまっさかさまにボー川 という、本当にちょっと危ない道でした。何年か前に転落事故があったという話も聞きました。ですが、その道を歩かずとも舗装された車道の端を歩けます。この看板、数えたところなんと合計15個もありました。



ボー滝です。川の反対側の道からですと標高が低くボー滝への距離が近いため、もっと迫力あるボー滝を見ることができます。



サプライズコーナー到着。お城のような、バンフスプリングスホテルが見えます。

ここまで、セントラルパークからゆっくり歩いて3.40分。急な坂もなく歩きやすい気持ちのいい道でした。バンフに来た際、いいお天気でちょっと時間が空くようでしたらこんなトレイルを歩くのもお勧めです。



2008年4月28日月曜日

バーミリオン湖とランドル山

4月最後の週末は久しぶりにお天気に恵まれました。
山は雪に覆われ、底から吹き下ろしてくる風はとても
冷たいものの日差しは確実に強くサングラスなしでは
眩しいぐらいでした。

そんなポカポカ陽気でたくさんの人がサイクリングに
出かけていたバンフ近郊のバーミリオン湖まで足を
のばしてきました。
バーミリオン湖は三つの湖から成り湖畔の道路を
一番奥まで走ると御覧の第3レイクに到着です。
こちらは温泉水も流れ込んでいるせいか
すでに湖の氷は溶けきっていました。
澄んだ水の色がとても綺麗です。
バーミリオン湖と言えば静かな湖面に写真中央の
白く輝くランドル山が映る姿が絵葉書やポスター、
カレンダーなどでも見られる有名な景色です。
この日は冷たーい風のおかげで逆さランドル山は
撮影できませんでしたが約半年ぶりに氷の解けた湖を
見れただけで満足でありました。
水は相当冷たいのですが水鳥には気に
ならないのでしょうね、とっても気持ちよさそうに
すいすい泳ぐギースご夫婦であります。
そしてこちらは↑第2レイク。まだ全面解氷では
ありませんが澄んだ湖の色が湖畔からも十分
楽しめ絵になっています。
最後の第1レイクはこんな感じ。もともと水深の浅い
バーミリオン湖ですが第1レイクは湿地が顔を見せ
氷も随分溶けている割には水量が少ない感じでした。
太陽の強い日差しと長くなってきた日照時間のおかげで
バーミリオン湖もこれから急速に解氷が進むことでしょう。
今の時期にバンフを訪れるなら野鳥も集まるバーミリオン湖
散策がお勧めです♪♪


2008年4月20日日曜日

大雪警報発令のバンフです

今年のイースターは例年より早かった。
熊も冬眠から覚めだした。
㋂下旬からなんとなく気温も0度よりちょっと上ぐらいで安定
していた。 だ、だからまさかこの時期に大雪警報発令され
るぐらいの雪がドカッと降ってくるとは思いもしませんでした!
4月17日の朝は夜から降り出した雪が続き下の写真の通り。

除雪が間に合わず朝の通勤時間帯になっても主要道路上
で雪にはまり動けなくなっている車を見かけました。

今回降り出した雪は断続的に今週半ばまで続くようですが
さすがに降り出した17日だけは雪上車観光も中止になった
そうです。
お客様から『ロッキーの初雪はいつごろですか?』とか
『こちらの残雪はいつごろ消えるんですか?』と聞かれる
ことがあるのですがこのように天気が崩れて冷え込めば
年中いつでも降る可能性があるので一言で答えるには
とても難しい質問かもしれません。


2008年4月4日金曜日

今シーズン初のコロンビア大氷原観光

あっという間に4月です。夏のカナディアンロッキー観光で一番代表的な終日観光としてたくさんの方が行かれる『コロンビア大氷原観光』ですが観光のハイライトとなっている氷河の上に降り立つ事が出来る雪上車観光ツアーが今年は4月1日から運行されました。

今までこれだけ早い時期に開始を予告しても雪のため道路が閉鎖になったり天候が悪く不催行になったりする事が多かったのですが今年はなんと!予定通りのスタートでした。

まずはコロンビア大氷原センターから雪上車乗換地点までご覧の連絡バスに乗り込み出発です。建物周辺は標高1900mを越える地点でまだまだ雪もいっぱいなのですがツアー開始のためにちゃんと雪かきをしていたようです。足元も雪にハマることなくまずはしゅっぱ~つ♪

雪かきしていないところはバスが下を通るために設けられている歩道橋の高さまで積雪があります。

こちらが連絡バスから雪上車に乗り換える為の乗換地点です。意外や意外、ちゃんと雪かきが出来ていました。この地点で標高2200mちょっと位かな?この日はお天気が良かったので快適な乗換でしたが吹雪いているととっても寒い場所です。屋根付きの防風シェルターにはいって乗換車両をひたすら待つ・・・、さ、さぶっ!
乗換場所に現れたこちらが今年初乗り雪上車!しこれに乗っていよいよアサバスカ氷河へ向います~♪特製車両なので暖房も効きます。氷河の上が寒い時には車内で暖が取れるのがいい。それに比べて写真後方にチラッと移る昔の雪上車はとても快適とはいえない乗り物だったらしい。

さあ、雪上車に乗り換えていよいよ盛り上がってきたぞ~!

じゃーん!こちらがアサバスカ氷河上です。先ほどの乗換地点から10分ほど走って氷河上でツアーのお客様が降り立つことの出来る場所まできました。氷の上にまだまだ雪がたくさん積もっているのでスケートリンクのようなつるつるの表面とは違うんですよ。ほほほほ。

足元からアサバスカ氷河が流れ出てくる氷爆を眺めるとこんなカンジ♪自然の創造物のスケールの大きさに改めて感動!の一瞬であります。 こちらで標高2210m位とか。乗り物つかって楽ちんにこんなに高いところまで来れてしまいます。ありがたや~。 ちなみにこちらは世界遺産に指定されている貴重な場所でもあります。

と、いう訳で地球温暖化が深刻化する世界でまだ解けきらずにがんばっているコロンビア大氷原のアサバスカ氷河観光、ロッキーにお越しの際には是非お見逃しなく!

追記:Brewster社主催のこちらアサバスカ氷河観光ツアーは今年10月31日までの運行予定ですが気候条件の厳しい場所にありますので催行中止になる日やシーズン最後は早めに終わることもありえます。