先月の事ですが、毎年10月にバンフの隣町Canmore(キャンモア)で催される『Festival of Eagles(ワシの祭典)』を見る機会があり行ってきました。
この地図はこの辺りを渡っていくワシのルートをリサーチしたもので私にとっては一番興味深い展示でした。地図の横のボードには何でワシらがワシをリサーチしてるかのうんちくがあり、『ワシらがやらなきゃ誰がやる?』と思ったわけでは決してなく(笑)、ワシというのは動物の食物連鎖の頂点に位置する鳥でワシの生息数が減るとその地域の生態系の変化を危惧しないとならないサインなんだそう。他にもいろいろうんちくがありましたがまあ省略、わはは。
野外広場にはふくろう数種、目の見えないワシ達がいました。静か~にちょこんといる彼らにはトリだけにトリつくしまもないというかなんと言うか、普段まじかで見る機会のないこれらの鳥はレスブリッジ郊外にあるBirds of Prayという野鳥保護&研究施設から今回のイベントのために(トリ急ぎというわけではないですが)やってきたそうです。あ、いや、実は毎年来てくれてるんだそうです、ハイ。
余談ですがトリさんたちと各地を巡業するBird of Pray施設のみなさんはバンフで大きなコンベンションがあると依頼が有ってやってくることも多いのだそうです。バンフで毎年2月にロバートケネディ主催ウォーターキーパー支援チャリティーイベントが行なわれるのですがイベントのガラディナーでケネディ氏がこの施設の立派なワシを腕にのせスピーチをしたそうです。(いかにもアメリカ人がすきそうな演出・・・) 良く考えても大型鳥類をご覧のように手乗りできる機会なんてそうそうないから貴重ですよねー。