2009年11月17日火曜日

Festival of Eagles in Canmore 2009

こんにちは、です。

先月の事ですが、毎年10月にバンフの隣町Canmore(キャンモア)で催される『Festival of Eagles(ワシの祭典)』を見る機会があり行ってきました。
イベント会場はCanmoreの高校でした。この横断幕が会場の中にあったのでみなさん入り口がどこか分からずうろうろしていました、来年は外に張って欲しいものです。
会場内ではワシに限らず動物、環境関連の展示や販売がありました。カラーの白頭ワシブックマークが子供達に人気でしたね。
その他の展示の様子。Canmore(キャンモア)Kananaskis(カナナスキス)周辺に生息する野生動物の生態やリサーチ、本物のクマの全身の毛皮などがありました。来場者次第で興味あるかなんだか静かなイベントだな、と思って終わるのか二つに分かれそうなビミョーなレイアウトと感じました・・・
この地図はこの辺りを渡っていくワシのルートをリサーチしたもので私にとっては一番興味深い展示でした。地図の横のボードには何でワシらがワシをリサーチしてるかのうんちくがあり、『ワシらがやらなきゃ誰がやる?』と思ったわけでは決してなく(笑)、ワシというのは動物の食物連鎖の頂点に位置する鳥でワシの生息数が減るとその地域の生態系の変化を危惧しないとならないサインなんだそう。他にもいろいろうんちくがありましたがまあ省略、わはは。
展示場横のシアターではBat(こうもり)について実演講演?を講演者自ら体を張って演じていました。知りませんでしたがこの地域(特にカナナスキス辺り)は数種類のこうもりが生息していて観測や研究には適した場所なんだそうです。へえ~・・・
会場は学校の屋上広場に面していてワシの飛来するルートに向けてこんな望遠鏡が置かれていました。皆さん自由に覗いてワシが来るのをワシらと待ちましょう、と言いたげでしたが私的には寒かったので30秒しか覗く気力が続きませんでした。とほほほ。
野外広場にはふくろう数種、目の見えないワシ達がいました。静か~にちょこんといる彼らにはトリだけにトリつくしまもないというかなんと言うか、普段まじかで見る機会のないこれらの鳥はレスブリッジ郊外にあるBirds of Prayという野鳥保護&研究施設から今回のイベントのために(トリ急ぎというわけではないですが)やってきたそうです。あ、いや、実は毎年来てくれてるんだそうです、ハイ。
こんな風に実際ふくろう君に触らせてもらえます。大丈夫!ふくろうだからといってふくろだたきにされることはないからこわがらなくていいんだよ~、ということでおそるおそるじゅりりんがふくろう君をやさしくなでなで体験しました。
余談ですがトリさんたちと各地を巡業するBird of Pray施設のみなさんはバンフで大きなコンベンションがあると依頼が有ってやってくることも多いのだそうです。バンフで毎年2月にロバートケネディ主催ウォーターキーパー支援チャリティーイベントが行なわれるのですがイベントのガラディナーでケネディ氏がこの施設の立派なワシを腕にのせスピーチをしたそうです。(いかにもアメリカ人がすきそうな演出・・・) 良く考えても大型鳥類をご覧のように手乗りできる機会なんてそうそうないから貴重ですよねー。


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